日常に、ナチュラルなbossaを。

瀬戸内住みのフォトグラファー・アートディレクターがつづる瀬戸内ノスタルジー探しと旅とクリエイティブブログ。

自分の作品を「誰かのお気に入りの作品」にするために。撮影で大切にしている3つのこと

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SNSの普及で、今や一眼を買わなくてもスマホ1つで写真が撮影できる時代になって、バンバン世の中に作品を公表できる場所が増えていった。そしてそれに伴いプロではなくあくまで自分の好きな作品撮りを主に行う「アマチュア以上プロ以下のカメラマン=アマプロカメラマン(以下、プロアマ)」と呼ばれる人たちが増えきた。そんなプロアマの撮影する写真に憧れて写真を撮る人が増える中、こんな風に考える人いませんか?

「私の写真はどこかイマイチだな」

「私が撮影したからってプロには勝てない」

インスタ映えに疲れた」

そんな苦しい思いをするならいっその事、カメラを辞めてしまおうか…カメラ好き人間としては、カメラ仲間が少なくなってしまうという結果程、悲しいことはありません。。。

今回は撮影がマンネリ気味だったり、撮影に疲れちゃった人に向けてのちょっとしたアドバイスを綴ります。ちょっとした息抜きのように受け取ってもらえたらと思います。

 

  • 1. 肩の力を抜いて撮影自体を楽しむこと
  • 2. 自分の作品を”誰かのお気に入りの作品にする”という魔法をかける=アウトプットする
  • 3. 他人と比べず、自分の世界を大切にする

 

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インスタ!Todays Blue collection選出

インスタ、ツイッターでも書かせていただきまして、またここでも書かせてもらうという厚手がましいことで恐縮なのですが、、、嬉しすぎたので書かせてくださ(」゚O゚)」ぁーーーーい!

7月31日付でTodays Blue collectionさんに写真を選出していただきました…!わわわわ!いや、わわわわ!とかで表せないよ!!嬉しいー(´;ω;`)

 

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密かに夢見ていたので、選んでいただけたのは本当に夢のよう。。。最初通知を見た時震えました.˚‧º·(ฅωฅ*)‧º·˚.

 

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4年前に撮影した夏写真。あのキラキラの海を思い出す、自分で撮影しときながら大好きな一枚。

Todays Blue collectionさん本当にありがとうございました!!

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一番苦手な「テーマにあった写真選び」について考える

はい!(挙手)テーマにあった写真選びって難しくないですか??

 

写真展や何かの応募で写真選びすることってあるじゃないですか。。。私、どちゃくそ苦手なんで、いつも白目むきながら選んでるんですが…皆さんはどうしてます??

ちょいと私なりの写真選びのポイント、綴っちゃいますよ。

 

テーマにあった写真を選ぶことが苦手だと思うようになったきっかけ

 

以前、RICOH社主催のワンデーカメラ教室に参加したことがあった。レンズマウントが交換できるGXRを使った教室で、一通り撮影のコツを教えてもらった後、高松港から4~5キロほど離れた女木島に船で渡り、島内で思い通りの写真を撮影して、これぞと思う1枚を選んで発表する、という内容。

実際に島内の撮影は歩きながら、気になるところを撮影できて至って順調だった。なんなら、2年に1度しかない島のお祭りにも運良く日程が当たり、準備風景を撮影させてもらえることができたので撮影だけにフォーカスを当てるとすごく良かったと思う。だけど困った…ぐるぐる…どの写真を発表しようか…ぐるぐる…たくさん撮影した中からどうやって1枚を選ぶのか?…ぐるぐる…と撮影終盤に差し掛かるに頭の中はぐるぐるでいっぱいだった。最終的に選んだ写真は海近くで露店をしていたおじさま2人がカメラ目線でニコっと笑う写真を選んだ。これが良かったのか悪かったのかは答えはないのだけど、頭を抱えた写真選びはこの時から苦手だと認識している。

 

テーマを決めて撮影している人とそうでない人

 

じゃあ、なぜテーマにあった写真選びが苦手なのか。それは撮影時に「テーマを決めて撮影していないから」。テーマを決めずに目の前にあるものを何でもバシャバシャ撮っていたからまとまりがなく、選択肢がたくさんあって選びきれないのだ。

カメラ教室に参加した日、他の生徒さんの中には「カラーなんだけどモノクロのように彩度がないところ」を撮影していた方や「夏の思い出を連想できる夏っぽい」写真を撮影している方とかいらっしゃって。撮影時からテーマを絞って撮影していた。心に中で「凄い!なんでこんなことを考えながら撮影できるの!?」「こんな写真撮影してみたーーーい!!!」と憧れと悔しさを感じた。今思い出してもそんな撮影したことないし、やっぱすんげーーーな(悟空風に)

そんな生徒さんの写真は他に撮影した写真を見てもまとまりがあって、全部が写真集のような作品ばかりだった。

それだけテーマを決めて撮影している人とテーマを決めていない人との差が歴然としてあることを実感した。

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  • テーマにあった写真を選ぶことが苦手だと思うようになったきっかけ
  • テーマを決めて撮影している人とそうでない人
  • 撮影したいものリスト60%、テーマ決め40%

 

 

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人が好きだから人物を撮ってるの

人物写真を撮る人は「人が好き」なんだよね、きっと。

人物写真を撮るのが仕事だから、と理由はあるだろうけど、被写体となるものが人物なら少なくとも人間が大っ嫌いということはないはず。

私はブライダルカメラマンという職業を経験する前はほとんど被写体は人物ではなかった。じゃあなぜ被写体で人物も撮るようになったのか。今日はちょっとそんな話を。

私はブライダルカメラマンになる前までずっと風景、カフェ、雑貨しか撮影していなかった。むしろ極力人が映らないように撮影していた。理由は

  • 旅行先で見た風景だけを撮りたい
  • モデルになってくれる人がいない
  • 思い出写真(何を食べたか、何を見たか等)だからブツ撮りだけでいい

 

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当時は風景やご飯を撮るのが楽しかったから、それはそれでいいんだけど…今考えるとすごく勿体無い事をしていたなーと時々思う。だって一緒に旅行したのに、カフェに行って楽しい話をしながら美味しいご飯を食べたはずなのに、一緒に行った人が写ってないのって寂しい。今は一緒に行った人とどんな雰囲気で楽しめたか、どんな景色を見て話をしたのか思い出せる写真がいい。それに、写真から体温や匂い、空気感が感じられる写真が撮りたい。と自然に思うようになった。これ、大袈裟に言うけど「人が好きだから」と思っている。

「人が好きだから」っていうのを言い換えると「ペットが可愛くて大好きだから写真撮ってます。目や足はもちろん可愛いし、このシュチュエーションのこの表情は何度見ても見飽きない!」という感じに近いと思って欲しい。それくらい人に対して撮影時には愛がこもっている。

 

 

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転機はブライダルカメラマン 

 

ブライダルカメラマンの基本的な被写体は人。ブライダルカメラマンになった当初は「上手く撮影できるのか」と不安だったし、一発本番の結婚式撮影って気持ち悪くなるくらい緊張してた。実際、人物撮影が怖かった。でも、死にそうなくらいの緊張の後に必ずご褒美が待っていた。それは仲良くなった新郎新婦の写真の出来が本当に最高だということ。前撮りは先輩が撮影していたけど、完成した写真を見るのがいつも楽しみだった。新郎新婦によって同じようなアングル・同じようなポージングをしてもらって撮影しても全然違う仕上がりだし、その人達らしさが出ちゃうの。人間性が写るっていうのかな。毎回どうしてこんなに違うのかと驚いていたっけ。

それに婚礼は式・披露宴、ゲスト、言えば天候さえも毎回違うので撮る写真も毎回違う。だから婚礼を撮影して、現像してレタッチしても毎回同じ仕上がりにならないし、同じ写真は二度と撮れない。それがどんどん面白くなってきた。

あとね、前撮りの時とか、先輩が明るい新郎新婦なら「ほっぺをくっつけた写真撮ろう」とかクールな新郎新婦なら「寄り添った写真を多めに撮ろう」とか、人物像を見極めて臨機応変に撮影進めていくの。それがアシスタントしてたら毎回なぞなぞのように「今回の撮影はどうするんだろう」とワクワクしていた。すごいよね、打ち合わせ~撮影中でどんどん撮影雰囲気を作って、その人に合った撮影をするって。

そんなことを何度も何度も繰り返す内にだんだん人物写真が楽しくなって好きになってきた。ブライダルカメラマンを経験したからこそ「その人を知って、その人らしさ」を撮れるようになりたいと思い今、シャッターをきっている。

「人が好きだから」って大袈裟に言ったけど、人が好きじゃないとその人物を知ろうと思わないし、その人らしさを考えることもしないと思う。

 

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って、こんな言い張ってみたはいいものの、もちろん風景写真もバリバリ撮っている。やっぱり風景写真も好きだからね。ただ、カメラマンって職業になる前と後を比べると、カフェ写真や風景写真は少なくなって、人物写真が格段に多くなったかな。

「人が好き、だから人物写真が撮りたい」いや「人物写真が好きだから、人が好き」なのか…どちらにせよ、人が好きじゃないと人物写真は面白味もないし、続かない。

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インスタで掲載中!見上げる空はいつも最高密度だった

 

インスタでシリーズ化(企画)しました!

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突然始めた企画なのです。ツイッターとインスタのストーリーズにあげていたんだけど、

 

「見上げる空はいつも最高密度だった」

 

というタイトルでシリーズ化することにしました!!

 

このシリーズは、

 

ひとかけらの雲もない晴天の空。

真っ白な入道雲が現れる空。

雨雲がかかるどんよりした空。

秋らしい空気の澄んだ空。

冬の夕暮れの鉛色の空。

 

空は深い藍色の時もあれば鉛色の時もある。雲も季節の移ろいに合わせて変わるように、空は私たちが過ごす時間のように変化をするものであって、その時間の流れ方も似ているな。と思うようになりました。そして空も私たちも「今」という時間を自分にとってベストな形や色で表現しているんだ。と、「刻一刻と変化する空」に「私たち人間が生きる時間」を重ねて見るようになりました。そうして「今がベスト」=「最高密度」という言葉が出てきました。

 

そんな最高密度な空の下、撮影した写真×ガールズフォトを展開していくのがこのシリーズです。

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きっかけは「平成最後の夏」を撮りたいという衝動で始まった

 

夏がくると決まって泳いでいた海で泳がなくなったのはいつからだろう。ふと思い出し、あの思い出の海へ行きたいと思い、母と私と息子と三人で海に会いに行く。海まで車で約1時間。いくつも上り坂と下り坂を進み、山を見たり時折見える海に年甲斐もなくはしゃいでみたり。海に着くまでに小さな旅をしているよう。

海に着くと、そこにはキラキラと太陽の光を反射してた空色の海が広がっていた。すぐに「この夏を海を撮りたい!撮らなきゃ!」と思いました。これは衝動に近かったかな。

数枚シャッターをきったらいつの間にか「こんなのが撮りたい」って気持ちが湧いてきて、この感情はすごく純粋にカメラを楽しむ要素で、とっても素敵だなって。そんな時に挑戦して撮影した写真はだいたい上手くいく。思い込んだら、決め込んだら突っ走るタイプなので(笑)友人が帰省するタイミングで撮影させてもらいました。

 

実はずっと何かテーマを持って撮影したかったんだけど、ピンとくるイメージがなくて。でも上で掲載している海辺を見た時に「このテーマで撮りたい!」と思ったので、すぐに取り組むことにしました。

これ、まだ始めたばかりなんだけど、国内だけでなく、世界を旅していろんな場所で撮った写真でも作りたい…!と欲望ムクムク!

 

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なぜガールズフォトなのか。

変化をし続ける空と女性がリンクし、「今」という時間を生きる女性の美しさや可愛らしさを撮りたいから

 

女性は結婚して、子供を産んで、家事育児に追われ、時間に追われ、仕事に追われ…と気が付けばいつの間にか自分のことは後回しになっている人が多い。お化粧は適当。髪はボサボサ。服もローテーション。それが日常になりつつある。そんな自分を「どうして上手くできないんだろう」「私がいけないのかな」って責めている人もいる。

 

私はそんな自分を後回しにするくらい一生懸命生きる女性を「頑張ってるよー!大丈夫!」って応援したいし、一生懸命頑張る女性の「美しさ」も「可愛らしさ」も記憶してたい、と思いました。

女性贔屓みたいでごめんなさい。男性も頑張っているんだけどね、私が女性だから女性の頑張りの方がどうしても分かっちゃうから。撮りたいんです。

 

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撮影はモデルさんもカメラマンも楽しむこと!

 

このシリーズはモデルさんも全ての撮影を楽しむこと!基本的にどの撮影も「楽しく」がモットーなんだけど、やっぱり自分で立ち上げた企画だから絶対楽しみたいし、楽しんでもらいたいと思う。新しい挑戦をしたい時も難しいことをお願いする時も「この人ならどんなものを取ってくれるんだろう」ってワクワクして欲しい。だからこそ、撮影はモデルさんもカメラマンも楽しめる雰囲気作りが大切だなって思います。でもその雰囲気作りが一番難しいんだけどね。

 

あ、モデルさんはいつでもご応募お待ちしております!「家族写真の撮影ついでにお願いします!」とかもOKです!

「撮影会に来ない?」ってお声かけしてくださる方も大募集です!←自分から声かけられないチキン。

 

新企画、皆様にも楽しんでもらえるよう、これからたくさん撮影していきます!よろしくお願いします。

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