日常に、ナチュラルなbossaを。

瀬戸内住みのフォトグラファー・アートディレクターがつづる瀬戸内ノスタルジー探しと旅とクリエイティブブログ。

「ありがとう」のカタチをカードに込めてみよう!

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いただき物をしたら何かしらの「カタチ」にして相手にお返ししたい時。

ちょっとした時に「ありがとう」を伝えたい時。

市販のおしゃれな紙を買ってきて一筆…

あんまり字は上手じゃないし、文才があるわけでもない。絵が描けるわけでもないし…

だから、本当に「先日は美味しいものをいただき誠にありがとうございました。」とさしさわりのないことしか書けない。。。

 

はて。

これで相手に「感謝」が「伝わっているのかなぁ」と思ったことはありませんか?

 

私は大ありです!(声を大にして言いたい!!!)

というか、いつも思ってます;;;

 

今日はそんな感謝を伝えるサンキューカード作りを教えてくれるワークショップに参加してきたので、教えていただいたことをまとめてみたいと思います!

※サンキューカードは「ありがとう」を伝えるカードのこと。

 

 

 

講師はモーネ工房さん、会場は乍 nagaraさん

ワークショップで教えてくださった講師は香川県の仁尾という自然豊かな場所にあるモーネ工房さん

モーネ工房さんは

人と人の関わりを大切にして、アートやデザインを生活の中に生かす工夫や、想いをカタチにして心に届くもの作りから生まれるコミュニケーションデザインを発信していて、 2017年秋に京都から香川県三豊市仁尾へ暮らしと活動の拠点を移されました。

プロダクトデザイナーの井上正憲/seiken工作所さんとグラフィックデザイナーの井上由季子さんのご夫婦で運営されています。

 

紙好きの友人と私はワクワクしながらワークショップの会場である「乍 nagara」さんへ

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ワークショップスタート!

机に用意されたのはワークショップで使う道具と資料、それと

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 「実際にお菓子をいただいた」と言う想定で進めるので、京都の大極殿本舗の【カステイラ】を食べながらスタート!

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むむ。もうレトロなイラストがや文字がのっていてときめく!

この包み紙を使って「ありがとう」の気持ちを伝えるカード作りをしていきます!

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試食もあり、正直…むちゃくちゃ美味しかったです!!!!!

京都が好きでよく行きますが、老舗のものとかはお土産に避けてきていたので、これからは買いたいと思います!!それくらい美味しかったです!

 

では、本題のワークショップの話に戻って…。

このカステラの包装を分解していきます!

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シールをゆっくり、包装紙が破けないよう、そぉ〜と。

 

全てを分解すると

 

包装紙・紙紐・注意書き・しおり・カステラ・シール

 

にわけられました。

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このパーツを切ったり、貼ったりしてカードに「ありがとう」を落とし込んでいきます。

 

あなたならこれらのパーツのどこを使いますか??

 

先生が教えてくださったポイントは3つ。

まず

1.いただいたものの包装や(お菓子などの)形、柄や文字を探して再現する

包装されていた形は正方形なのか、長方形なのか、丸なのか。

いただいたもの(お菓子など)の形は正方形なのか、長方形なのか、丸なのか。

柄や文字で特徴的なものはあるか。

 

形はどのいただき物でもあるので、カードにするときはその形を再現すること!だそうです。

そのアドバイスをいただいて参加した方々は包装紙でカステラを作ってみたり、パッケージをミニチュア化したり、イラストが特徴的だったのでイラストを使ってみたりしました。

 

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そしてポイント2つ目。

2.引き算したデザインで 

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「ありがとう」を詰め込みすぎてコラージュになってしまうパターン。私は陥りがちなのです。

ここで「はっ」と思わされたました。はい。

 

伝えたいのは「ありがとう」と言う気持ち。

コラージュもいいけれど、忙しい毎日の中で相手に心温まるカードを送りたい時は、シンプルで少し寂しいくらいが作るのにも相手にも、お互いちょうどいい。

なぜなら「印象に残った1つだけを伝える」ことができるから。

送った本人もそこまで包装紙を隅から隅までマジマジと見ている訳じゃないし、シンプルに印象に残ったものだけを1つ厳選するだけで、伝える情報がグッと濃厚になるんですって。(おっ〜デザインするとき考えるやつ!と心の中で思ってました)

 

あと、絵柄や文字(商品名など)をきちんとカード内に収めるのではなく、どこか一部を使うことでミニチュア感が出て様になるようです。

 

 

 

3.素材でアクセントをつける

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いただい物の中から素材を探します。

今回なら

包装紙・紙紐・注意書き・しおり・カステラ・シール。

これらを

「ちぎる」

「ハサミで切る」

「フリーハンドor定規をあててカッターで切る」

「スタンプを押す」

「手書き文字を加える」

「台紙に色紙を使う」etc…で

温かみがある印象にしたり、シャープな印象にしたりします。

 

こういうアクセントのつけ方が相手にどう伝わるか、どう伝えるかと言うデザインの考え方に繋がるなぁ〜と思いました。

 

 

 同じ題材で繰り返し作ることも面白い

 

カード作り1回、2回、3回、4回と同じ題材で繰り返し作ることでシンプルものを考えたり、少し切り貼りを多めにしたりといろんなデザインができることがとても面白かったです。

一番シンプルに作ることが難しく、どうしても「何か」を足したくなる衝動を抑えながら作る工程は、これからの仕事(私の仕事はデザインもする)に役立てられるポイントでした。

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 回数を重ねる毎に変わるデザインがまた面白い。

 

 

まとめ

「紙が好き」ですが、その紙好きを仕事(広告媒体での印刷)以外でどう活かしたらいいか分からなかったので、このワークショプを体験して新たな紙の活かし方を学びました。

いただき物はいただいた時の「ありがとう」、

美味しくいただいた時の「ごちそうさま」、

素敵なものをいただいた時の「感動」

をもらうだけでなく、相手に伝える(お返しする)ツールとして今回のワークショプで学んだことを続けて行きたいと思いました。

 

 

 モーネ工房さんのブログもこのワークショップのことが書かれていたのでぜひご覧ください^^

www.maane-setouchi.com

 

 

今回お世話になった方々の情報はこちらです〜

 モーネ工房さんのHP

www.maane-setouchi.com

 

会場の乍 nagaraさん

www.instagram.com



 

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