前回、子どもとのセルフポートレートについてつづりましたが、
本日は私が子どもとちょんさん(主人。以下、ちょんさん)を撮るときに大事にしていることについてです。
子どもとちょんさんの写真はたくさんあって、本当は家族全員で写真を撮りたいんだけど、そうなると専属カメラマンさんを雇うしかない。それは現実的に厳しいので私がパシャパシャと撮影しています。
彼らの距離感を切りとること
ちょんさんの資格取得の関係で息子は産まれてから、ちょんさんとは週に1、2回会う程度。会えないときはもっと会えなかったからか、ちょんさんとは微妙な距離感があるように思います。
なんかね、その距離感が私からするとたまらないわけで。
きっと私と息子が歩くときはニコニコ笑顔だったり、自ら手を繋いできたりするところがちょんさんだとその機会が少なくて、そしたら自然と少し距離感ができてて。
その距離感を写真におさめるのが好きなのです。(え?悪趣味?)
きっとうちと逆でお母さんよりお父さんが好きっていうご家庭もあるだろうし、それぞれの家族の距離感ってその家族でしか表現できないから写真に残すっていいことだと思うんです。
ちょんさんと息子の距離感だって、もしかしたら来年にはものすごーーーく意気投合して仲良しになってるかもしれない。
そしたらもうこの彼らの距離感ってのには一生出会えることはないんです。
そう考えると、「今」、私ができることって「彼らの距離感を残しておくこと」。これに尽きます。
写真を撮った時の彼らの会話を思い出すことが出来なくても、
こうして親子の瞬間(距離)を残すことで「一緒にいた」という思い出は一生のものに変わっていくのが不思議ですね。
追加してカメラの技術的なことを言えば、「アップばかり撮らない」こと。
「どこで・誰と・何をした」が分かる写真も残すようにしています。
いい表情をしているとアップにしたくなるのですが、グッとこらえて全体(風景)を入れて撮影しています。
前回もお話した部分に共通しますが、全体を入れることでより「どこに行って、誰と、何を見て、何をしたか」が言わなくても伝わります。
全体を撮影したらアップを撮るというようにすればどちらも撮影出来きてなおさら写真のバリエーションが出ていいですよ!
息子との笑いのコラボレーションを撮り逃さない
子どもの突然の行動にも比較的ついていってくれるちょんさんは、時折面白いことをするのでそれを逃さないように心がけています。
↑上の写真も子どもが顔をほっこり出したかと思うと真似をしてちょんさんは横から顔を出していました。
こういうほんの少し、生活の中に遊び心をエッセンスとして入れてくれるちょんさんとなーーーーーんにも気にしない息子のコラボ作品(写真)は癒しでもあり、二度と来ない時間を写真の中に閉じ込めたように思えます。
顔が激似なので、2人が並んで座っているだけで母は面白く感じるのです…。
そしてちょんさんの顔が面白い…。
どうして私はそんな格好のタイミングでシャッターをきったのか。
でも何か息子に話しかけているんだろうなぁーと思える瞬間の1枚でお気に入りです。
息子はしたり顔、ちょんさんは息子を抱っこする腕が限界直前で面白い顔でもう…なんか好き。って思ってます。
「親子の笑いのコラボレーションした瞬間にシャッターをきれているか」
私自身、日々の忙しさに振り回され、なかなか出来ていない時の方が多いですが、こうやってブログに残すことでできるように心がけていきたいと思います。
最後に
こうして息子とちょんさんの写真はどんどん増えていっています。
母親との写真より断然、多い。笑
でもね、それでいいと思っています。
世の中のお母さんもお父さんと息子の写真ばっかり増えている方が多いかもしれませんが、シャッターをきった時にお母さんはちゃんと「2人の側にいる」。
それは絶対的に間違ってないから。
これからも大切な家族と過ごす写真を増やしていきましょう^^!