お母さんの小さな悩み。
いや!!大きな悩みでもあると思う!
それは「子どもとの写真がない!!」こと!!
どこかへお出かけする時、何気ない日常の中でも可愛い表情をする子ども。
常に親は近くにいるのに一緒に撮影した写真はない。
かく言う私も、主人と子供の写真は私が撮影するのでたくさんあるのですが、
逆に主人が撮影してくれることは稀なので子供との2ショットはほとんどありませんでした。
うちは息子ということもあり「あと5、6年もしたら手も繋いでくれない・お出かけもしてくれない」という状態も考えられるので「今しかない息子との時間を写真で残しておきたい!!」と始めたのが「セルフポートレート」です。
始めてみると面白いことばかりのセルフポートレート。
今日はセルフポートレートの撮影の仕方や楽しみかたをつづりたいと思います。
初めはセルフポートレートをするはずじゃなかった
(この写真はセルフポートレート初期のもの)
セルフポートレートというと、何だか自分大好きなの?と思われちゃいがちですが…(私もちょっぴり思ってた!)
これがやってみると意外と楽しい!
- 三脚をたてて、カメラのセッティングして…って難しそう!!
- どう撮影したらいいか分かんない
- 面倒なことがたくさんありそう
と思いがちですが、誰の手を煩わせずに子供との写真がどんどん増えてくるのはすんごい嬉しいですよ。
しかもデジカメさえあれば撮影費はタダ!
こんなに嬉しいものはない!!と思っています。
私はもともとセルフポートレートには興味がなく、三脚なんていらないや〜とまで思っていましたが、あまりにも子供と写った写真がなかったので、2ショットの写真を残しておきたくて。。。初めは100均に売っている三脚を買ってiPhoneでタイマー撮影していました。
撮っているうちに画質やボケ具合や…とこだわり始め、気がついたらカメラがwi-fi付きの一眼レフになり、三脚を買っていたという流れです。(wi-fiで携帯とカメラを繋ぎ、携帯でシャッターをきって撮影しています)
こうして1年くらいスローペースですが、セルフポートレートで息子と撮影をし始めたことで、
子どもとの思い出も増えるし、何より一緒にいた時間を記録として残せるのがとても嬉しいと感じています。
初心者でも簡単♪セルフポートレート高見えのコツ
ここでは「どう撮れば簡単に綺麗に写真が残せるか」をつづりますね。
三脚のたてかた、設定の仕方については省きます。この辺りのことを知りたいかたはググってくださいね〜
大事なのはこの5つ!!
まず、これはセオリーですが、
「雨」より「晴れ」の方が撮りやすい!
晴れていたら何でもない写真も明るく撮れるし、失敗も少なくなります!
ただ、晴れの日に撮影すると(時間による)目の下、頰の下に濃い影が入るので、思っているより少し顔をあげて撮影するのがポイントです!
出来上がりの写真が平行水平になるように
これ、意外と大事。
最終的に加工の時に整えれば良いんじゃない!?と思われるかもしれませんが、撮影時にある程度きちっと撮影しておくことで、加工の時間を省けますし、背景に歪みがあると見て欲しい人(ここでいう親子ショット)の部分に注目して貰いにくいという短所があります。(背景に目線がいって)
なので写真はなるべく平行・水平に気をつけて撮影しています。
写真の真ん中に立つ
セルフポートレートの場合、大抵カメラのピントが真ん中になるオートフォーカスが大半だと思います。なので、人物は写真のど真ん中に立つのがベター。
こうすることで人物にピントがきて、仕上がりもクッキリします。
自分たち以外に風景を入れる
親子だけの顔が写っているアップ(胸から上の写真)はお家でも公園でも場所を選ばずに撮影できると思います。
あえて「場所」「季節」が伝わるように「風景」を入れることで、その場所で撮影した「この時間を過ごす記録としての1枚」が誕生します。
私はこの春、息子とは2度目の桜でしたが、「息子と歩いて見た初めての桜」だったので存分に写真に残しておきたくて桜の写真をたくさん撮りました。
こうして初めての息子と手を繋いで歩く桜並木の写真は、私の大切な思い出でもあり、大切な息子の成長を記録・記憶しておける大切な1枚です。
もう次に桜の下で歩く時は「今」より確実に成長していて、もう二度と同じ季節・感情で撮ることができません。
だからこの1分、1秒が写真を見る度、愛おしくなるのです。
そしてまた来年、同じ場所で同じように写真を撮って、前年との成長を発見する楽しみもできますよ^^
視点は第三者が見た親子の様子で
親子で仲の良い写真も良いと思うのですが、あえて子どもとのラブラブ写真ではなく「第三者」の目線を意識したポージングを心がけています。
「こうやって私たち親子って他人から見えているんだ」って冷静になって自分たちの姿を見ることができたり、第三者から「写真見せて〜」と言われた時に子どもとのラブラブの写真ばかり見せるのも恥ずかしくて///←個人の見解です
また、第三者も写真をみる時に親子のラブラブ写真ばかりではお腹がいっぱいになります。普段の親子の姿を写した写真で十分「子どもを慈しんでいる感情」は伝わります。
だから、いつものように手を繋いで歩いてみたり、反対に少し離れてみたり。また、子どもからお菓子をもらってみたりする、何気ない写真を撮るようにします。
↑これは主人が撮影してくれた写真だけど、これはセルフポートレートでも撮影できます
歩くときは子どもがカメラ側!
大人がカメラ側だと、大人に子どもが隠れてしまうので、子どもはカメラ側へ移動させてあげてくださいね!!
これは鈴木さん(私)が鈴木理容所に立ってるのが面白いな〜と思ってここに立ちました。
撮影した写真を確認したら、丁度息子もカメラ目線(手にはお菓子)だったのが最高にツボです。
お互い顔を反対に向けてるのも面白かった。
これは完全にたまたまです。
ちなみに息子はお菓子を、私は車の行き来に注意を取られている瞬間です。
逆光は綺麗だけど、失敗も多いので注意!
逆光はふんわりと写って綺麗ですよね^^!
でもこの逆光撮影、実はレンズに向かって強い光が入るため、被写体が暗くなりやすく、初心者には少し難しい撮影です。
また、フレア(太陽などの光・ゴーストとも呼ばれます)を入れて撮影するためには、カメラのシャッターや絞り、ISOなど全てマニュアル設定で撮影しているから失敗の確率を軽減させられていると過言ではありません。
いつもカメラ任せで写真を撮っているよ!って方は逆光に挑戦するより、順光・サイド光(光をとにかく体の前で当たる)で撮る方が確実です!
ちなみに私はフレアを入れたいがためにカメラフードは使用しません。
カメラフードを付ければフレアを軽減できますが、つけない方が自然で面白い写真が撮れるので使用していません。
あと、
子どもとのセルフポートレートの難点:解決策
をつづります。
【難点】
- 三脚立てて構図を考えなければいけない
- セッティングの間に子供の様子を伺わなくてはならない
- いつも子どもの機嫌が言い訳ではない
- 子どもがポーズをとってくれない
【解決策】
- 三脚は自分の目線の高さ〜胸の高さあたりで撮影できるように高さを決める。写真の出来栄えのバラバラ感を抑えることができますし、高さが決まっていればあとは平行水平だけに集中して構図を決められるから
- 車通りの少ない場所を撮影場所に選ぶ(広い公園・人気の少ない道)これはとても大事!!
- 子どもの機嫌はうちも毎回ハラハラしてます。事前によく昼寝をさせておいたり、午前中なら機嫌がいい時間が多い…など普段から子どもの機嫌をリサーチしておきます。
- 子どもはポーズはとれないのが普通です。そんなキメキメの写真より、普段の親子の姿を写真に残すことの方が素敵に思えます^^肩肘張らず自然な写真を〜
子どもとのセルフポートレート、いかがでしたか?
セルフポートレートは実は難しいことはなく、親子の時間を写真に残す、ただただ「宝物を生み出すかけがえのない時間」なんです。
気づけば私も少しずつ子どもとの写真が増えてきました。うふふ
とーーーーても幸せな思い出ができています。
今しかない親子の時間をあなたも残して見ませんか??
父ちゃんと息子の写真特集も次回しようかな〜!