10代の頃は手軽に着飾れて、安価で流行のものがすぐに手に入るネックレスやイヤリングをつけては友達と遊びに行くのが好きだった。
そこには「自分のこだわり」というものはなく、ただパッと見て可愛いと思ったら手にとっていたくらいの品定め。
それが20代半ば辺りから、優しい手のひらに包まれたような気持ちになれる温かみのあるものを選ぶようになっていました。
温かみのあるお気に入りのアクセサリーたちは、私を着飾ってくれたり気持ちを上げてくれること以外に「今日も一日無事に過ごそうね」と心の中でそっと支えてくれるお守りのような存在にもなっています。
今日はそんな「お守りのように身につけたい」アクセサリーのお話していきたいと思います。
手作りの世界に魅了されて
私自身デザイン・カメラマンの本職以外にもアクセサリー作家としても活動していたり、リネンを使ったお洋服を手作りすることが多いので、土台として「手作り」が好きなんだと思います。
その中でも、手元にあるお気に入りは”自分には作れない温かみがあって、ちょっと個性的な作品”のほとんどは作家さんが手作りしたものが多い。
作家さんが一つ一つ手の中で紡いでいく物語を感じながら、そして日常生活で荒だった気持ちをほっと撫で下ろす場所を見つけるようにして、本当に身に付けたいと思えるものだけを集めています。
このことで幸せに感じられるようになったのは、10代では分からなかった「手作りであり、世界でたった1つ」の作家作品に魅了されたから。
今ではブローチを中心に作家さんの世界を楽しむようにお気に入りを集めています。
身につけたい素材・デザイン
所有しているアクセサリーも漆器も共通して多い素材は
- 陶器
- 真鍮
- 木材
+ゴールド
がメインに使われているものがほとんど。
普段はリネンのワンピースなどナチュラル系の服を好んで着ていて、合わせてみたらこの素材が世界観を壊さずに共存出来るように思います。
ただ、この素材はお手入れしたり、扱いを気をつけないと割れたり、色が変わっていってしまう可能性も高く何度涙を流してきたでしょう…
その分、愛着を持って同じ時間を過ごせています。
漆器の素材には適用できないので上記には上げなかったのですが、布花も好き。
布花はピアスかブローチで購入することがほとんど。
お花が潰れすいこともあり、身につけるのは大切な時間を過ごしたいとき。と決めています。
手作りを探して旅をした記憶が蘇る
現在、購入するアクセサリーのほとんどは旅先で出会ったものばかり。
だから旅から帰ってきても、アクセサリーを身につけるだけで「あの時の旅はこうだったな」って思い出せるアイテムでもあります。
クスッと思い出し笑いできる思い出もちょっぴり苦い思い出が蘇る旅も全部詰まったもの。
これは沖縄にやちむん通りで購入したお箸置き。
私の家ではお箸置きでも気に入れば後ろに金具をつけてブローチにしちゃいます!
規則正しいようで正しくない。柔らかな線が気に入り、母とお揃いで購入しました^^
こちらもやちむん通りにあるお店yacchi&moon(ヤッチとムーン)で購入した真鍮のピアス。
1つ1つ形が違い、形の組み合わせも違い、どれにするかとても悩んだもの。
このお店ではアクセサリー以外にたくさんの器を購入して帰りました。
何点も購入しましたが、1人の作家さんが作った器なので食卓に統一感が出ていいですよ〜〜〜^^これはまたご紹介しますね。
そして長年好きな作家さん atelier antenna(アトリエアンテナ)さん
昨年はずっと欲しかったもので、ブローチが数点入っている「merci box」を年末に購入させていただきました。
入っていたブローチを母と半分こしてそれぞれつけて楽しんでいます。
それと冒頭に貼っていた写真のこちらは…
京都にあるヴィンテージビーズ&ボタンのお店 イドラさんで購入した
陶芸作家、谷沢みな美さんの陶器製ボタン 。
優しい色使いと1点1点違う形に一目惚れ。
イドラさんのInstagramから拝借。
このコーヒー豆とコーヒーカップの組み合わせも可愛かったので購入しました。
どこに付けようかと悩んでいて、まだ付けれていません・笑
作家さんの世界を身にまとい、優しく見守ってくれるお守りのようなアクセサリーはこれからも少しずつ増えながら、日々の生活を彩ってくれるはずです^^