日常に、ナチュラルなbossaを。

瀬戸内住みのフォトグラファー・アートディレクターがつづる瀬戸内ノスタルジー探しと旅とクリエイティブブログ。

デザイナー歴10年でも驚く技が詰まったデザイン系参考書

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最近、デザイン系の本を3冊購入しました。

ツイッターでもつぶやいていたのですが、読んだので感想をゆるりと。

 

 

まず

+DESIGNING VOLUME

 

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製本の綴じの種類や印刷用紙の種類の話など基本的なことから、 観音折りなどのリーフレットの“折り部分”に目印を作る「折りトンボ」などを詳しく解説してくれています。

 

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私が歳をとり、段々と仕事がデザイナーからクリエイティブディレターと肩書きと内容が変わっても、知らなかったことがたくさん書かれていました。

一番初めはIllustratorと聞いたこともなかったツールでデザインをすることにとまどいながらも、気がつけば彼とは10年近くのお付き合い❤️笑

それでも正直知らない情報も載っていて目から鱗でした。

 

中でも今は「EPSファイル(データ保存形式)を使わない」

【新定義】「AI、PSD(ネイティブ形式)がおススメ」だということでした。

 

理由はEPSではサポートされない情報や機能があるから。

分かりやすいのはPhotoshopで作ったEPSファイルをIllustratorで開くと、透明効果が分割されてしまうことがあるのですが、 これはEPSではサポートできてないからだそうです!(明確な理由は知らなかったっ!)

こういう「今まで何となく分かっていたけれど、理由は知らない」というものが多かったのですが、

読んでいると「そうだったのか!」と理由が理解できました。

 

今回の+DESIGNINGはデザイナーの方なら持っていても損がない1冊だと思います〜。

いつか配置した写真データをワンクリックで1つのフォルダに自動でまとめるとか、アートボードの並びを綺麗に整えるとか、実際の作業で「こうすると時短になるよ」っていうまとめ本が出ると嬉しいな。 (上記の疑問は解決出来ているのですが、まだまだ奥深い世界が待っているはず!!)

 

 

 

そして次は

配色アイデア手帖


これは本屋さんで見かけて、ぱらっと開けた瞬間に買いたくなった1冊!!

何がそんなに良かったかというと。。。

配色のまとめ方が「気球フェスティバル」や「縁日のヨーヨー釣り」とか…

とにかくタイトルが可愛い!!

見ているだけでデザインが進みそう。

 

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それに横長の構成なので、作業するパソコンの前で広げても邪魔にならない!!

よくこういう配色本を使う時って、作業している横やキーボードの上に乗せて作業してることが多いのだけど

これは横長だからキーボードの下に置けるから邪魔にならないのです!!

これって実際に作業している人だったら分かると思う。。。あの机を占領する存在感のある配色本の大きさ、分厚さ・・・

それを全てクリアしてくれている辺り、デザイナーに優しい方だと思います。

 

 

 

 そして最後に

イラストノート No.46

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No.46はイラストレーターの方にフォーカスして、

イラストレーターになるまでの流れ

・現在の1日のスケジュール

・これまでの作品例

・実際にイラストを描く工程

が数人ではなく、けっこうな人数載っているので仕事内容もバラバラ。

絵や仕事内容の参考というより、

「この人はこんなスタンスで仕事に打ち込んでいるんだな」

「日頃のから大切にしているもの」

が学べる一冊でした。