仕事柄、チラシやDMをたんまり集めているが、旅行先や雑貨屋で見つけるパッケージデザインも心惹かれる印刷物である。今回は実際に手に取ったパッケージについて少し語ろうと思う。
パッケージデザインってなんだ!?の方は下のリンクから読んでほしい。
先日、東京へ遊びに行ってた時に久しぶりに「これ、飲んでみたい!」と思ったのが栃木乳業の[関東・栃木イチゴ]だった。
このパッケージ、見事。
パッケージデザインの観点からして、ターゲットに手に取る商品であり買わせるまでクリアしたのだから素晴らしい。、、、と上から目線で感想を述べたが、これを見た時に直感で可愛いと思った!
イチゴのぽってり感やピンクや緑の色使い。昭和レトロな懐かしさを醸し出すパッケージは一目見ただけで覚えられるような親しみがある。そして飲み物も小さい頃に飲んだあの味だぁ!と、懐かしい気持ちになれた。
そしてもう一つ、お土産を買った。和菓子菜の花の[箱根森のバウム 湘南ゴールド ソフトバウム]。
手書き風のイラストが効いたナチュラルなデザインがたまらない。白地の箱に薄い茶色のインクを使っている。家やオフィスに置いていても違和感なく溶け込みそうだ。
このバウム、てっきり洋菓子屋さんのバウムかと思っていたら、これを作っているのは和菓子やさん。素敵なデザイナーさんがデザインしているのかなーと、パッケージデザインについて考えながら食べた。味はもちろん美味。
たかがデザイン、されどデザイン。デザインは商品の良さを引き出したり売れ行きを左右したりするので本当に大事なもの。でもデザイン重視しすぎてパッケージはいいのに、中身がいまいちな商品もあるのが残念だなーと時折思う。
そして可愛いは無敵だ。今回ここに載せた2点はどちらも「可愛い」と思って手に取った。綺麗より、可愛いの方が手に取りやすくて、買いやすい。綺麗は人それぞれ好みがあるが、比較的可愛いは老若男女受け入れる幅が広いから、デザインにおける「綺麗<可愛い」の方程式はいつまでも変わらない。可愛いって唯一無二なのだ。