沖縄に足を運ぶと必ず買って買えるものがある。
それが沖縄の器「やちむん」
一つ一つ作りのあのポテッとしたフォルムや色合いがたまらなく好きで、いつも作る定番のおかずを器に盛り付けても、アクセサリー入れとしてもすっと馴染むところが素敵だと思う。
初めて沖縄に行った24歳の頃からときめきを与えてくれる器。
今回は1歳2ヶ月のなんでも興味津々の息子とばぁばと、やちむんを売る商店が並ぶ「やちむん通り」に足を運びました。
焼き物ロードは子供にとって危険だらけ。
ばぁば頼みということになるが(笑)写真を撮りながら、ぶらりと歩いてみました。
息子はシーサーを見るたび「わんわん」と言いながら指をさす。
その光景さえも沖縄の風景の一つとなっているのが嬉しくて、母は器探しをしつつ、息子に向けてシャッターをきっていく。
さぁ、やちむん通りを歩こう。
焦がれてきた道は、自分が想像をしていた以上にワクワクが止まらない。
鏡に反射する道も、上に上に背を伸ばしていく木々も、私にとって全てワクワクに映っていた。
自分の心にときめきをくれる器に出会える!と思ったら腕がなる…いや、足がなる。
足がなってなって仕方がない(笑)
ナチュラルで生活と寄り添える器を取り揃えた店
まず、お店の雰囲気が好きでお邪魔したのは guma guwa (グマーグワー)さん。
外から眺めても、店内から外をみても可愛いが詰まったお店。
ナチュラルな生活をベースとしていて、器以外にも籠やタワシなどもあって女性目線でお店を作っているなぁと感じました。
やちむんの伝統的な「染付」や「青釉魚文線彫」を使った器以外にgumaguwaさんオリジナルの柄もの器があり、優しい色合いに優しい気持ちになれる。
こんな器でモーニングコーヒーを飲みながら、焼きたてのパンを食べたいな。
家族と美味しい食卓を囲む時に明るい気分にさせてくれるな。
そんな風に想像できる器がここにはありました。
まるで童話の中に紛れ込んだようなお店
たくさんのお店を周って、今回の旅で一番心惹かれた器屋さん。
ユルい空気感とどことなくメルヘンチックな外観と、木彫りのクマに誘われて「ちょっと入ってみたいな」と思ってしまう、そんなお店。
店内に並べられているのはやちむんだけでなく、木工製品やアクセサリー、などのカワイイ雑貨もたくさん。
それだけだと、雑貨屋さんと変わりないのではないかと思うけれど、どのお店とも違う点は「どの商品も日々の生活に笑顔をくれる」ような物ばかりだということ。
商品の説明書き立ったり、飾り方が「へー」と感心できるものだったり、「くすっ」と笑えるものだったり。
店員さん、お店がその商品を愛を込めて並べているのだなーと思えました。
店内外に手彫りのクマがいて、まるで自分をのんびりと待っていてくれたような気持ちになるし、
おままごとセットを思わせる設も「こんな風に幼い時に並んだおままごとセットで遊んだなぁ」と懐かしい気持ちにもさせてくれる。
店内には他にもいろんな仕掛けがあって、
まるで宝探しをしているかのような感覚にり、ついつい何周もグルグルと回ってみたくなる不思議なお店でした。
それに、沖縄のやちむんは伝統的な柄が多く、大人向けなイメージが先行しますが、ここでは子供でも使えるようなデザインも豊富に揃っていました。
まだ1歳の息子に焼き物の器は早いので(割れる確率が大人より高い)、今回は子供用には買い物はしなかったけれど、
もう少し、
もう少し、
大きくなったらお茶碗やお菓子用にここで器を買いたい、と思う。
ヤッチとムーンさんで器を3つ、マグカップを2つ購入しました。
やちむんの伝統的な柄ではなく、シンプルでぽってりとしたシルエット。
そして手に吸い付いてくるような風合いに一目惚れしてお家に来てもらいました。
実際に器にスープを入れたり、マグカップにコーヒーを入れたりと日々の生活で使ってみると、食卓が華やかになっていつものご飯でも美味しそうに見栄えがしているので、買ってよかったなーと感じています。
自分の好きなものに囲まれた食卓はそれだけで幸せな気持ちにさせてくれますね。
また、このヤッチとムーンの姉妹店「UTSUWA チャタロウ」も優しい雰囲気だったけれど、ベビーカー連れではお客さんも多い時だったので残念だけど断念。
次は入ってみたい・・・!
ちなみに…姉妹店ならではのお話を。
「ヤッチとムーン」「チャタロウ」どちらともでお買い物した物を自宅等に発送するのであれば、同じダンボールにまとめて配送してくれるそう。
大きさや購入した器の個数にもよって送れるor送れないが変わるのでお店の方に聞いてくださいね。
やちむん通りはまるでパズルのピースを探すような場所
やちむん通りは自分の生活を豊かにするヒントがたくさん散らばっている。
それは自分の中にしか完成形がない幸せのパズルのようで、そのパズルのピースがいろんなお店に散らばっている。
ピースは思いもよらぬところで見つかって、嬉しくって手にとる。
手にとった瞬間から指先から順にどんどん温かいものが身体中に広がる。
きっと、豊かな生活に繋がる物は豊かな感情になることにも繋がっている。
生活から感情へ。
感情から生活へ。
豊かにするものは密接に繋がっている。
やちむん通りのパズルのピースは優しく、明日からの生活を豊かにしてくれる場所だと感じました。
今回の旅で持っていたお洋服や準備物も書いています↓↓↓↓↓↓
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